ダイエットに関する書籍などを管理人はたくさん読みました。そこでダイエットの難しさを改めて感じました。ダイエットは体についた脂肪を落とすことで体重を落とすことだけではないからです。
食べなければ絶対に痩せます。しかし間違った食事制限をしてしまっては水分、筋肉を減らすだけで肝心の脂肪がとれていないケースも出てきます。
筋肉を落とせば、代謝を助ける力強いパートナーを失うことになりますし、水分は極々、一時的なものです。過度な食事制限でダイエットに失敗する原因はここにもあるみたいです。
つまり、食べなければダイエットできるという単純なものでもないところが様々なダイエット本が出されている理由だと思います。
もちろん食事制限のみでは様々な栄養不足に陥り最悪、命の危険まで脅かします。正しいダイエットをするためには正しい知識をもって的確に行う必要があるのです。
無知のダイエットは失敗する可能性が高いばかりか、健康にも害しますのでしっかりと勉強して行いたいものです。
Contents
人類初の試み「ダイエット」
「なかなか痩せれない。」こう思うのは長い歴史からみても非常に稀で生命誕生からみても初めてのことです。
食が豊かになり明日の食事を考えなくてもよい現在の日本人は長い歴史の中で目指すところが逆行しています。
常に飢えと闘ってきた生物にとって脂肪をつけることは生きるために必要なことです。生物の体は素晴らしく、飢えに対する対抗策として脂肪という形で栄養を貯蔵しています。
しかし、現在は稀に見る飽食の時代。この脂肪が逆に生活習慣病などの布石となっています。
生き延びるための機能が逆に死への起爆剤になってしまったのです。
脂質は生きるために必ず必要な栄養素の一つであることは今も変わりませんが、摂取量を誤ると肥満、その先に潜む生活習慣病につながってしまうのです。
ここにきて今まで経験したことがない、必要以上の脂肪をそぎ落とすためのチャレンジを要求されています。脂肪を貯める機能よりもそぎ落とす機能のほうが悪いのは長い歴史をみれば当たり前です。
強制的に痩せなくてはならなくなったのは現代からです。古い歴史と違うのは生活スタイルです。
昼、夜の区別が薄くなり、食べたくなれば24時間いつでも食べれる生活スタイルを見直すことが自然なダイエットにつながると思います。
脂肪を落とす
ダイエットは体重を落とすためにやるのではありません。脂肪を落とすことを目指すのです。そこをしっかりと頭に入れておく必要があります。
一時的な食事制限は、体の中の水分や筋肉や少なくなり、体重を見ると少なくなり、痩せたと勘違いしやすいのです。体の水分は一時的なものですし、筋肉は本当のダイエットのパートナーを減らすことになります。
ダイエットは難しい理由の一つが脂肪を落とすということが求められるからだと思います。つまり、無知な食事制限はリバウンドを誘発させるだけの危険なダイエットだと言えると思います。
ダイエットにチャレンジするには知識が必要だと感じます。正しい知識を持たないとどんな危険性があるか?もっと詳しく言えば、単純に食事制限をしたとします。
その結果、ダイエットの目的外の水分や筋肉を減らし、一週間程度は体重が減り成功したように思います。
しかし、基礎代謝を助ける筋肉を減らした結果、代謝量が減り太りやすい、ダイエットしにくい体になってしまいます。
食事が元に戻りリバウンドしたときには以前と同じダイエットでは痩せなくなってしまっています。
基礎代謝が減った分、運動で消費量をカバーしなければならなくなるからです。基礎代謝が減った分を運動量でカバーするのはこれまた至難の技です。
効果的に脂肪を落とす方法を知ることが大事です。ダイエットは脂肪を落とすものという正しい意味でのダイエットの知識が必要です。
強い意志が必要?楽に痩せよう!
ダイエットは時には我慢も必要となります。そしてダイエットに失敗した事例もたくさんあります。それは意思が弱いからと単純に考えられます。
しかし、意思が弱いからダイエット成功しないというのでは何の解決にもなりません。
我慢と一言で言ってもその我慢の限界は人それぞれですし、我慢というものに単位をつければ幾つもの段階があると思います。
レベル10の我慢からレベル1の我慢があったとすればレベル10では断念してしまうけど、レベル7ならできるということだってあると思います。
少しでも楽してダイエットしようというのは決して悪くないと思います。
人間誰しも楽をしたいですし、ダイエットに挑戦するからには成功したいと思うものです。
同じダイエットでもそのやり方は無数にあります。できるだけ楽な方法を選ぶことは結果的に良いダイエット方法と言うことも考えられます。
そして楽な方法を探すことはダイエットの正しい知識を持つことにつながります。当然楽な方法を選択したほうが、成功しやすいのはもちろん、継続させやすいという大きなメリットがあります。
また、楽というのは同じ我慢でも楽しければやれるという意味も含まれます。
楽しく痩せる
『ダイエット』と聞いただけでこの世の中でもっとも辛いものの一つというイメージさえ持ってしまうほど嫌な言葉だという人も少なくないと思います。
そこで
楽に痩せる=楽しく痩せる
という考えのもとダイエットを楽しく実行していくことを提案します。ダイエットという言葉に億劫になる理由は食事制限、運動強要されるからだと思います。
しかし、趣味を探すことは決して苦しいものではありません。もしその趣味が水泳ならばダイエットという言葉を使わなくても楽しんでいる間に痩せているという自然な流れが出来上がります。
そこにはまったく我慢や制限などという言葉は含まれていません。
我慢をするから辛いのであって楽しいことをすればダイエットではありません。メタボ対策としてフットサルをしている人など楽しみながら痩せる方法はいくらでもあると思います。
もちろん楽しく運動すれば、食事制限も同じ目標値よりも楽になると思います。
とにかくダイエットは楽しくやらなければならないと感じます。「ダイエット」という言葉は今や我慢やキツイという意味でしかありません。
できるだけダイエットという言葉を使わない「結果的にダイエットだった」という方法に切り替えるべきだと思います。
要するにカロリーを消費すれば良いのですから遊びでもなんでも良いのです。ぜひ楽しく痩せてみてください。
モチベーションを保つ
目の前に甘いおやつ(好物)があり、これに手をつけるか?つけないか?ダイエットをしていく上で必ずぶつかる難問です。もちろんダイエット中なのでつけないを選択しなければなりません。
そこで重要になってくるのはダイエットに対するモチベーションです。極端なことを言えばそれを食べれば死ぬのなら怖くて手をつけることはできなくなります。
プロボクサーが軽量の日までに減量に成功させるとか役者さんが舞台があるので何キロ痩せたとか、言う話はモチベーションが高いから成しえたことだと思います。
しかし、普通の生活をしている私たちは「少し太ってきたから少し痩せよう」という程度なのが多いと思います。
プロボクサーのようなモチベーションを私たち普通の人ではなかなか保つことは難しいです。
モチベーションを保つのに必要なことは目標値と期限を決めなければ保つことはできません。
そしてその期限後にあるイベント的なものが大きければ大きいほどモチベーションを保つことができるのです。
例えば夏に水着になるのでそこで恥をかかない為になど恥ずかしさをなくすためや結婚式があり、人生で一度の晴れ舞台に奇麗な姿でなどモチベーションを高く保つ理由は人それぞれだと思います。
また、人から「最近太った?」と言われショックを受けてダイエットに成功すると言った事後のモチベーションもあると思います。
とにかくダイエットは継続が必須条件になってきます。その継続中に断念させる誘惑は必ず登場します。そこを乗り越えるためにはモチベーションを保つことが重要です。
ダイエットに対するモチベーションを高く保つために目的をしっかり持つことが大きな対策となると思います。
ストレスを解消する
ダイエットをするにあたり、ストレスを解消させることも大事な要素となります。ストレスを解消するために自然と甘いものに手をつけてしまう傾向があるからです。
実際にストレスを感じると甘いものを食べれば解消されるようなので自然と手が伸びてしまうのも仕方の無い事なのかもしれません。
しかし、ダイエット中に甘いものを食べてしまうことは意に反します。
そこでストレスを解消させることもダイエットでは重要になってきます。とは言え極度のストレスがない限り、それを明確に見つけることができるでしょうか?何気ない積み重ねのストレスもあるはずです。
ただ、ストレスの原因は大抵、人間関係や金銭的な理由がほとんどです。ストレスの度合は人それぞれですが、原因は大きく分ければ皆同じようなものなのです。
ただ、単純に解決できるのであればそれはストレスにはなっていないはずなので難しい事なのかもしれません。
しかし、甘いものでそれが解決するすることはありませんのでよく考える必要があります。いや、もしかしたら何も考えないのが良いのかもしれません。
太っている原因も突き詰めればストレスだったという人も少なくないと聞きます。ストレスが過食を招き、その結果肥満になっている人が少なくないのです。
それほどストレスはダイエットに重要に関わる要素となっています。
ただ、ストレス解消はダイエットに悪影響を与える過食や甘いもの以外にも方法があります。
スポーツや趣味などダイエットにプラスになる解消方法だってあるのですからそちらを選択することに心がけましょう。
子供に近づく生活
若いころ痩せていたのに、年を重ねていくうちに肥満になっていくケースは少なくありません。それは生活スタイルがまったく違うからです。
もちろん食生活などにより、子供の頃から太っている子もいないことはないです。
しかし、中学生当時のアルバムを引っ張り出したところ当時よりも大人になって少しふっくらしてしまっている人が大半だと思います。
中学生のころは規則正しい生活で運動も行いそれに比べ社会人になりお酒を飲むようになり、外食で高カロリーの食事をたくさん食べ、その上、運動する機会もなくなり学生の頃と同じ体型を保てるはずがありません。
社会人が部活などを盛んに行っていた学生当時の生活スタイルに戻すことはほぼ不可能なことだと思います。
不健康な生活になりがちな大人の世界を少しだけでも学生の生活スタイルに近づけることは外見だけでなく健康面から見ても非常に良いことだと思います。
タバコやお酒を飲まない生活、定期的な運動のある生活、夜遅くまで仕事の無い生活。難しくても少しは取り入れなければならない項目です。
社会人では難しいとあきらめている場合ではありません。社会人は不健康になる仕事ではないのです。
学生と全く同じ生活スタイルにすることは現代社会では不可能なことかもしれませんが、少しでも近づけるようにしていく必要はあると思います。
ダイエットは太る原因を探す作業も必要です。太る原因を探す上で学生時代と何が違うのかを比較することで明確になることも多いと思います。
是非、学生時代はしていた、していなかった事と今とを見比べてみてください。
ダイエットに必須条件は知識
ダイエットをする上で絶対に必要なこと、それは「知識」です。素人考えのダイエットは成功しないだけでなく、健康に悪影響を与えたり、痩せにくい体づくりを結果的にはしている可能性だってあるのです。
知識さえ持ち合わせていれば特殊な道具は一切必要なく、体一つで健康的にダイエットすることができるのです。
管理人はたくさんの書物を読んでそう思いました。ダイエットに必要なのはダイエット器具でもなければダイエット食品でもなく、知識なのです。
もちろんダイエット食品、ダイエット器具は知識を持ち合わせた上でなら効果的にダイエットを補助してくれることでしょう。
しかし、それはあくまでも知識をもった上での話です。ダイエットにはモチベーションも必要ですが知識があればそのモチベーションも高い状態を維持してくれると思います。
是非、ダイエットに関する知識を高めて健康的にダイエットに挑戦してみてください。
健康的にダイエットすると言う事は言い換えれば無理のないダイエットにもなりますし、リバウンドしにくいダイエットでもあります。
結果的にはどの面から見ても一番良い方法を選択したことになっていると思います。